はじめに
「朝の時間を有効に使いたい」と思って朝活を始めても、数日すると起きられなくなってしまう。
そんな経験はありませんか。
朝活が続かないと、「自分は早起きが苦手だから」と考えてしまいがちです。しかし、無理なく続けるために大切なのは、最初から早朝に起きることではありません。
いつもより少しだけ早く起き、その時間に「やりたいこと」を一つ作ることが、朝活を習慣にするポイントです。
朝活は何時に起きるかより「何をするか」が大切
朝活というと、5時や6時に起きて、運動や勉強をする生活をイメージするかもしれません。
しかし、朝活に決まった起床時間はありません。
普段7時30分に起きているなら、まずは7時15分でも構いません。
15分あれば、本を数ページ読む、コーヒーをゆっくり飲む、軽く身体を動かす、その日の予定を確認するといったことができます。
大切なのは「早起きできた」という事実ではなく、朝に自分のための時間を作れたかどうかです。
いきなり生活リズムを大きく変えるより、今の暮らしの延長から始めたほうが取り入れやすくなります。
朝活が続かない原因は「朝に頑張りすぎること」
朝活を始めるときにありがちなのが、理想の朝を一度に作ろうとすることです。
6時に起きる。
30分運動する。
本を読む。
勉強する。
朝食を作る。
こうして朝の予定を増やしていくと、朝活そのものが新しい「やらなければならないこと」になってしまいます。
一日できなかっただけで、「今日は失敗した」と感じることもあるでしょう。
しかし、朝活を無理なく続けるなら、最初は物足りないくらいでも十分です。
「早く起きる」ことと「朝にたくさん活動する」ことを同時に始めない。
まずは15分早く起きて、やりたいことを一つだけする。
それに慣れてから時間や内容を増やすほうが、生活への負担を抑えられます。
「早起き」ではなく「楽しみ」を先に決める
朝活を続けるために、「朝起きたら何をするか」を前日のうちに決めておく方法があります。
ここで重要なのは、必ずしも勉強や運動などの有意義に見える活動を選ぶ必要はないことです。
好きなコーヒーを飲む。
読みたかった本を読む。
音楽を聴く。
趣味を楽しむ。
ゆっくり朝食を食べる。
朝活は生産性を高めるためだけの時間ではありません。
むしろ、「起きなければならない朝」から「起きたら楽しみがある朝」へ変えることが、無理なく続けるきっかけになります。
「早起きを習慣にしてから何かを始めよう」ではなく、「朝にやりたいことがあるから少し早く起きる」と順番を逆に考えてみるのです。
朝活は前日の夜から始まっている
朝活という名前から、朝だけを変えればいいように思えます。
しかし、起きる時間だけを早めれば、その分だけ睡眠時間が短くなってしまう可能性があります。
そのため、朝の時間を増やしたいなら、前日の過ごし方も一緒に考える必要があります。
例えば、朝30分早く起きたいなら、夜の時間を見直して30分早く休めるか考えてみる。
寝る直前まで何となくスマートフォンを見ているなら、その時間を少し短くできるかもしれません。
朝活とは、睡眠時間を削って自由時間を増やす方法ではなく、自分の時間を夜から朝へ少し移動させる考え方でもあります。
朝だけを変えようとしないことが、無理のない朝活につながります。
朝にやることは前日に準備しておく
せっかく早く起きても、「今日は何をしよう」と考えているうちに時間が過ぎてしまうことがあります。
そこで、朝に使うものを前日のうちに準備しておくと、起きてからすぐ始められます。
本を読むならテーブルに本を置いておく。
運動するならウェアを準備しておく。
勉強するなら教材を開く場所を決めておく。
朝食を楽しみたいなら、必要なものを確認しておく。
ポイントは、朝の自分にできるだけ判断を残さないことです。
「起きる→準備する→何をするか決める」ではなく、「起きる→始める」まで短くする。
小さな工夫ですが、朝活を始めるまでの面倒を減らせます。
毎日やらなくても朝活は続けられる
朝活を始めると、「毎日続けなければ意味がない」と考えてしまうことがあります。
しかし、仕事や予定によって就寝時間が遅くなる日もあれば、朝ゆっくりしたい日もあります。
一日できなかったからといって、朝活そのものをやめる必要はありません。
平日のうち数日だけ行う。
休日だけ少し早く起きる。
余裕がある日に15分だけ楽しむ。
そんな方法でも構いません。
習慣を作るときに大切なのは、一度も休まないことではなく、休んだあとにまた戻れることです。
朝活を厳しいルールにしないほうが、長く付き合いやすくなります。
朝活が自分に合わないなら無理に続けない
朝活にはメリットがありますが、誰にとっても朝の時間が最も使いやすいとは限りません。
夜のほうが趣味や勉強に集中できる人もいます。
生活や仕事の都合で、起床時間を早めることが難しい人もいるでしょう。
朝活の目的は「早起きできる人になること」ではありません。
自分が使いたい時間を、自分のために確保することです。
試してみて生活に合わなければ、夜や休日に自分の時間を作る方法を選んでも問題ありません。
まとめ
朝活を無理なく始めるなら、いきなり1時間早く起きたり、朝から多くの予定を詰め込んだりする必要はありません。
まずは普段より15分ほど早く起き、その時間に楽しみなことを一つだけ用意してみる。
そして、朝だけではなく前日の夜も含めて生活時間を調整します。
朝活を続けるポイントは、早起きを頑張ることではありません。
「早く起きること」を目的にせず、「朝に楽しみな時間を作ること」を目的にする。
そのくらいの小さな始め方が、朝活を自分の暮らしに無理なく取り入れるコツです。
